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2023年01月20日

1月18日、JR東海鉄道事業本部より施策提示の業務委員会がありました。さらなる「駅無人化システム」拡大の提示に、同システムの拡大に反対する組合ではただちに対応を協議し、職場や地域から取り組みを進めます。

 内容は、2024年2月ごろから東海道線と中央線の計10駅の窓口対応を無人化し、遠隔で乗客対応するシステムを導入するとしました。駅業務の効率化とサービス向上の両立を図るとしていますが同様のシステムはほかの駅でも既に導入されており、計38駅に拡大することになります。

 対象駅は東海道線の枇杷島(愛知県清須市)、清洲(稲沢市)、稲沢(同)、木曽川(一宮市)、西岐阜(岐阜市)、穂積(岐阜県瑞穂市)、垂井(垂井町)、関ケ原(関ケ原町)、近江長岡(滋賀県米原市)と中央線の勝川(愛知県春日井市)の各駅です。

 導入するシステムはこれまで「集中旅客サービスシステム」としていましたが、今回から改称し「お客様サポートサービス」とするとしました。券売機近くにモニター付きインターホンを設置し、オペレーターが遠隔で乗客に対応、駅構内には遠隔操作できる防犯カメラやスピーカーを設置するとします。改札内には乗客案内をするタッチパネル式の装置も整備、10駅のうち一部の駅には遠隔でオペレーターが対応できる指定席券売機も新設するなどとし、駅窓口は無人となりますが、各駅を巡回する駅係員を配置し、緊急時に備えるとしています。

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