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9月9日、名古屋市内において国労名古屋地方本部第73回定期大会が開催され、当面する活動方針案を採択し、JRやJR関連職場の労働条件改善や職場の民主化、国民的課題等について取組を強めていくことを決め合いました。
大会は9月9日10時30分より、愛知県青年会館会議室にて行われ、大会の成立を確認した後、議長に多治見分会選出の安保代議員を選出、議事に入りました。
挨拶に立った木股地本執行委員長は「一つ目に安倍内閣の暴走許さず、その打倒に国労の力の発揮を。二つ目に職場の労働条件改善に粉骨砕身を。最後に多数派労組の体たらくから労働組合の存在意義が問われている、今こそ組織の拡大に足を踏み出そう。」などと力説。
来賓では政党、愛労連、全交運共済、退職者の会などから国労に対し、激励や連帯をいただきました。国労東海本部から情勢や当面の課題について報告がありました。
質疑・討論では7名の代議員から発言があり、「集会の定例開催、要員不足の深度化、改善に取り組む」、「分会運動の報告や職場の問題、JR利用者要求の組織化、共闘組織の状況」、「組織体制の今後、36協定の今後」、「職場のただ働き調査・把握を、リニアの取組、JR体制の今後どう取り組むか」、「ネクタイ改善したがさらに改善を、専任社員労働条件改善を」、「作業要領等職場の問題、リニア工事の状況、踏切防護無線の不統一」、「組織体制のあり方で地本は私案を。監視し合う作業体制に」などの質問や補強意見が出され、回答がありました。
鶴山書記長は、「組織拡大は両輪でこそ取り組んでこそ、国労の真価が発揮される。職場は労働組合の所属を超えて要員不足が極まっている。多数派労組からもガス抜き、一方で共同宣言。少なくない職場での組織化への一歩が拡がっている。ハードルを超える取組に。巨大企業の支配の一端を国労が崩そう。8月の30歳代の国労加入はあらゆるつながりを活かす教訓に。今こそ踏み出そう。春闘戦術での議論活発化、国労の国労たるゆえんを確信に闘う中から切り拓き、最後に利用者要求の組織化も継続し、反復する中から展望を開こう。」などを集約としました。
議題では、組織財政検討委の答申・規約の一部改正・2016年度執行経過、2017年度運動方針案提案、2016年度決算、収支剰余金処分・基金取り崩し・2017年度予算案、加入・脱退、新役員・地方委員選出、特別執行委員選出などすべての議題の承認を受け、大会宣言採択で終了し、亀井新執行委員長の団結がんばろうで散会しました。