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2015年02月27日
JAL不当解雇撤回裁判での上告棄却の不当決定に抗議 600人が最高裁を包囲
2月27日、11時30分から13時まで、JAL不当解雇撤回裁判の上告棄却・不受理に対する抗議行動が行われました。
充分名審理を尽くすことなく門前払いに怒り
今回の決定は、最高裁に審理に必要なすべての書面が送付されてから、わずか4ヶ月足らずでの上告不受理を決定しており、まともに審理されたとはとても言えないものです。
最高裁の役割を放棄する決定
165名の大量解雇を争うJAL不当解雇訴訟は、大型の会社倒産、再建過程での解雇をめぐり、労働者の権利を擁護する「整理解雇の4要件」が優先されるべきか、憲法の上から判断が問われていました。上告棄却は、憲法にてらし、判断を下すという最高裁の役割を放棄するものです。この不当な決定に、国内外から批判が高まっています。行動では最高裁のまわりを600人の参加者が包囲し、1時間半にわたって、抗議の声を上げました。愛知からは、国労名古屋地方本部も加盟する「JAL不当解雇撤回支援愛知の会」も参加し、旗を掲げ抗議の声をあげました。