９日、国労本部は特定秘密保護法の採決強行に抗議し、「戦争する国づくり」へのくわだてに断固としてたたかう決意を表明しました。

30日　秘密保護法廃案　「憲法と平和を守る愛知の会」デモ

国労名古屋地本は、この法案に対して安倍首相をはじめ衆･参両院の委員会に所属する議員、各政党への要請や、街頭での宣伝行動、集会などに積極的に取り組んできました。

国労名古屋地本が加盟する「憲法と平和を守る愛知の会」は、毎週土曜日に名古屋市･栄の丸栄前で宣伝行動をくりひろげました。３０日には、特定秘密保護法

案の廃案を訴え、集会とデモをおこない１２００人が参加しました。

参議院での採決強行が懸念される状況のもと、５日夕刻には木股名古屋地本委員長ら地本三役が、国労東海本部の各地本役員といっしょに国会前の抗議行動に参加してきました。

２日間の会期延長が決まり、採決が夜半にまでもつれ込む緊迫した国会状況と併行して、国会前と全国各地出抗議の行動が繰り広げられました。名古屋では栄エンゼルパークに４０００人が集まり、廃案を訴え、集会とデモを行いました。デモの列は１キロという長さにわたりました。この集会には、緊急の取り組みにも関わらず国労名古屋地本から１４名が参加しました。

翌日、７日にも「憲法と平和を守る愛知の会」は、街頭宣伝を行い、採決強行への抗議と悪法撤廃を市民に呼びかけました。若い人、高齢者を問わず、ビラの受けとりはよく、市民の反応は好意的でした。

１０日付の各紙の報道では、世論調査で安倍首相の支持率が急落し、特定秘密保護法を支持した人のなかでも、不安や審議過程に問題があるとする意見が多数となり、憲法違反の法律、国民の自由を犯す法律への批判はますます高まっています。

特定秘密保護法の採決強行に抗議する声明文