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2013年10月24日

JR名古屋駅まで街頭宣伝 駅の無人化反対、集中旅客サービスの拡大反対

10月23日、JR名古屋駅まで街頭宣伝を実施しました。11名が参加、雨のなかJR東海を利用する人たちにビラを配り、街宣車から訴えました。宣伝は、10月1日から、JR東海は武豊線に集中旅客サービスシステムを導入し、半田駅を除き、すべて無人の駅に変えましたが、このシステムがもたらす安全とサービスの低下を懸念し、さらに他線区に拡大することに反対することを訴えました。

また、アンケートと沿線自治体への要請をつうじて、安全で安心して乗れる鉄道、使いやすい鉄道を求めていること、それは駅の無人化ではなく、駅・ホームに人を配置することであり、私たちの職場を守り、より良い鉄道をめざすことと一致することを伝えました。

武豊線では、この10月1日から緒川・東浦・亀崎・乙川・東成岩・武豊の6駅に、自動改札機・自動券売機などを新たに設置し、案内センターを通じて、利用者からの問い合わせに対応しています。これまで有人だった駅(緒川・東浦・亀崎・武豊)に機器を設置し、終日にわたり、近距離券の購入などが可能となるいっぽうで、長距離券や指定券の購入ができなくなりました。障がいを持った方の乗降の介助、自動券売機の切符の詰まりなど、対応が必要になった場合は、半田駅の係員が出向くことになりました。

武豊線に導入した集中旅客サービスシステムが他線区にひろがること、無人駅が増えることを危惧します。
JR東海は27年度の武豊線電化を公表しました。いっぽうで駅の無人化がひろがったことに、利用者、沿線住民そして自治体もとまどっています。
ばく大な利益をあげるJR東海に、駅員を配置する体力はあり余っています。鉄道を日常の足として使いたい。そのために、運行ダイヤ、車両、駅などはどうあるべきかが問われています。
住民、利用者の声を聞き、その要望をうけとめ、安全で利用しやすい鉄道をめざすことを、私たちはJR東海に求めています。131023 武豊街宣2 安全とサービスの充実のため、また町の要としての駅、そしてホームに駅員を配置することを求めます。 131022 武豊線無人化反対 報告ビラ2 表

カテゴリー: トピックス, 組合運動
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