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武豊線の駅無人化拡大反対でのアンケート報告ビラの配布、好評のうちに終了
8月26日から30日にかけて、武豊線の緒川・石浜・東浦・亀崎・半田各駅前で、早朝7時前からビラを配布してきました。
ビラには、配布したアンケートへの返信内容、武豊線沿線自治体(半田市・武豊町・東浦町)への要請を行ったことを書いてありました。街宣車に「アンケートにご協力ありがとうございました」と大書した横断幕をかかげ、通り過ぎるなかで多くの人が目をとめていました。
受けとった方から「ごくろうさまです」と声をかけられたり、武豊駅の周辺でビラを配ったときには、「無人になると困ってしまう、私たちはどうしたらいいの」と高齢の方から話しかけられるなど、反響がありました。一旦は受けとらなかった人が、横断幕を見て、「ビラを下さい」ともらいに来るなど、宣伝効果は大きなものがありました。
ビラを受けとり、その場で読み始める人がかなりあり、武豊線の問題として関心が高いことをしめしています。
今回のアンケートでは、「無人化に反対」という意見が利用者・住民の大半の声であり、自治体も苦慮していることがわかりました。武豊線のあり方について、私たちの取り組みが、利用者・住民の方たちの声を具体的なものにし、問題がJRとの対話の不足、一方的な施策の実施にあることを浮きぼりにしました。
今回の施策の核心は、新システム=集中旅客サービスシステムにあります。この新しいシステムの導入の結果として、駅員の省略、駅の無人化が進められました。
JR東海は地域や社会、利用者に「愛され、親しまれる」鉄道をめざすとしています。新システムの導入が、より良い鉄道をめざすものなのか、それとも人減らしということでの経費節減をめざすものかが問われます。
新システムの導入が人減らしのテコとなり、導入されるのであれば、「愛され、親しまれる」鉄道をめざすとしていう理念に反するもので本末転倒です。