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2013年07月05日
国鉄闘争からJAL不当解雇撤回の闘いにバトンをつなぐ
国鉄の分割・民営化に反対し、JR発足後は国労・全動労組合員への不当労働行為、そしてJRへの不採用事件に対し、25年を超える長きにわたり支援を続けていただいた「鉄道フォーラム愛知」が解散を決定し、手元に残されていた国労闘争団・全動労争議団員への支援カンパ(495,660円)を、JAL不当解雇撤回訴訟原告団に寄贈しました。
国鉄改革法をつくり、法律を楯に解雇が強行された国鉄闘争は、国家的不当労働行為といわれました。そして、日本航空は会社更生法のもとで倒産、そして解雇があり、わずか1年半後には再上場をはたし、史上空前の利益をあげ、さらに千人を超える新規採用を実施するという、倒産会社とは思えないような事態が続いています。
国鉄も、JALも経営破綻・倒産を隠れみのにして、闘う労組・労働者の排除=解雇を強行しました。昨年の秋には、近畿・東海でJAL不当解雇撤回キャラバンが取り組まれています。そして、今回の支援カンパの贈呈がありました。二つの史上まれに見る争議が、闘いの中でつながりました。