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2012年05月15日
関越自動車道事故で国労見解を公表
5月15日、国労本部は関越自動車道事故に対する国労の見解を公表しました。
見解は、2000年の規制緩和による道路運送事業法の改正により、貸切バス事業が許可制となり、バス事業者が急増し、過当競争が進むなかで運転手の過重労働の実態を放置してきた国交省の責任を問い、さらに適正なバス運転手の労働のあり方について、検証してこなかった厚労省の責任も重大であることを指摘しました。
また、先月公表された「バス事業のあり方検討会」最終報告には、バス運転手の労働条件の改善が欠落していることを指摘し、バス運転手の労働条件改善にむけた抜本的な対策の必要を訴えています。