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2012年05月07日
憲法記念日 各地で集会などを開催
5月3日、愛知憲法会議が主催する「憲法施行65周年記念 市民のつどい」が開催されました。会場となった名古屋市公会堂(昭和区鶴舞)には2600人がつめかけました。
「一人ひとりを大切に 憲法から東日本大震災や原発事故を考える」と題し、司法試験の受験指導を行う「伊藤塾」塾長の伊藤真さんが講演し、震災、原発事故にあたり、憲法の視点から復興、そして日本のあり方を問いかけました。
第2部では、チェルノブイリで原発から3.5㌔の自宅で6歳のときに被曝し、ウクライナの民族楽器を奏で、自らも歌うナターシャ・グジーさんが日本の歌など7曲を披露しました。バンドゥーラの哀愁を帯びた響きと、その透きとおった清らかな歌声から、「水晶の歌声」と評される歌声が、観客を魅了しました。
本秀紀愛知憲法会議事務局長が、まとめとして発言。28日に自民党の改憲案が公表され、改憲の気運を盛りあげようとする動きに警戒を呼びかけました。
会場は、4階ホールまで参加者がイスを並べるほどの盛況でした。野田内閣のもとでの武器輸出三原則の緩和、憲法審査会の開催など、改憲をめざす勢力の動きへの警戒心高まりを反映した集会となりました。